一人横綱となる稀勢の里は、初日の相手が小結貴景勝と発表された。先場所は稀勢の里が勝っており、逃げない相手だけに取り口は心配していないが、貴景勝は土俵際で変化することもあるので、稀勢の里は土俵際まで攻め込んだらまず腰を一旦落として、慎重に寄切ればいい。
大関陣は栃ノ心が玉鷲と、豪栄道は北勝富士、高安は妙義龍、今場所の成績次第では大関昇進の可能性を残す御嶽海は栃煌山。
ご当所の福岡県柳川市出身の琴奨菊は宝富士、福岡県築上郡出身松鳳山は勢、大分県嘉風は千代大龍、熊本出身の正代は竜電と対戦する。
今場所は横綱白鵬、鶴竜が休場するので波乱含みの熱戦が期待される。
稀勢の里にとっては10場所ぶり3度目の優勝の可能性もあるので期待したい。