2016年日本人待望の横綱候補の筆頭と言われる稀勢の里。もちろん僕も期待は大である反面、横綱になれないと思う気持ちが心の奥底にある。
それは、中日までに必ずと言っていいほど、下位に取りこぼすから。これで早々と優勝戦線から脱落して、モンゴル勢を勢いつかせる。
2016年初場所初日は、幕内最年長の安美錦だった。
安美錦は曲者であり、立ち合いの変化や土俵際の引き落としなど十分に考えられるにもかかわらず、自分十分になって土俵際まで追い込むものの、案の定、」引き落としで物言い。
ここで負けていたと思うが、命拾いしたものの、取り直し後の変化についてりけず、あっさり押し倒されて、土俵下にふっとんだ。
安美錦とは何回取っているんだといいたくなる。稀勢の里は、頭が悪いんだろうね。この取り組みに限らずだが、下位に取りこぼす原因は、復習しない、予習しないという相撲の基本を置き去りにしている。
初場所前のインタビューでも、絶対に優勝するとか、横綱になるとか口に出さないのは、稀勢の里だけでなく、日本人相撲取りに共通している。
稀勢の里は、もう30歳。
いよいよ、引退も近くなってくる年齢になってきた。
このまま、期待を裏切る相撲取りとして記憶に残るだろう。