令和2年初場所で5勝10敗と負け越して33場所守ってきた大関を陥落する。
豪栄道は前々から親しい関係者には大関陥落するなら引退すると言っていたそうで、12日目に関脇朝乃山に敗れて負け越しが決定。
花道を引き上げているときの豪栄道の表情は虚ろに見えた感じはしたが、12日目の敗戦で引退を覚悟したのだろう。
3年前の秋場所では全勝優勝を飾って、横綱への足がかりができた感じもしたが、肘や腰、足首のケガに悩まされて、年々豪栄道らしい相撲が取れていなかった。
3月の春場所に大関復帰をかけて頑張って欲しいという願いもあったが、豪栄道の覚悟は揺らがなかったようだ。
今場所は同年齢の幕尻徳勝龍が初優勝したが、豪栄道は大関陥落~引退と勝負の厳しさ、明暗がくっきり出た。
大関在位33場所は史上10位。通算成績は696勝493敗66休。
NHKニュース
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大関 豪栄道が引退 けが続き本来の相撲取れず 武隈親方に | NHKニュース
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