優勝争いが3敗までの6人の力士に絞られてきたようだ。
それにしても炎鵬が高安に勝って7勝5敗として、勝ち越しに王手をかけた。
負けた高安はみっともないが、炎鵬が上位陣に通用するように稽古をつけた白鵬にあっぱれを送りたい。
大方のファンが炎鵬の活躍を予想していただろうか?
恥ずかしいが、筆者は負け越しを予想していた(汗)
さて今日の5番勝負
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◯照ノ富士(12・0)で十両優勝も間違いなし!
十両の照ノ富士が今日も勝って12連勝として、来場所の幕内復帰が濃厚となった。
まだ27歳だし、このままケガも順調に回復していけば、早い時期に大関復帰も叶うだろう。
◯正代(11・1)-阿炎(5・7)⚫
阿炎がいつもの突っ張りで攻勢をかけるが、正代も応戦。
しかし、阿炎のほうが相撲では勝っており、土俵際に追い込むが、頭が下がっていた阿炎を見ていた、正代はここで突き落としをすると、阿炎は残すことなく両手を付いて痛い負け。
正代はラッキーな勝利となった。
◯炎鵬(7・5)-高安(4・8)⚫
両者様子を見ながらの立ち会いだったが、高安は右上手を取ったので、そのまま前に出ていけばいいが、ここで静止。
すると炎鵬が手探りで左マワシをつかみ、さらに潜って右を掴んで、炎鵬得意の形になった。
ここで、炎鵬は素早く仕立て投げを打つと同時に自分から抜けるように、高安から離れれば、高安は残すことなくバッタリと土俵に腹ばいになった。これで負け越し。
来場所は平幕に落ちる。なんとも無様な相撲を取っている。
◯貴景勝(10-2)-栃ノ心(5・7)⚫
一敗の正代、徳勝龍が勝っているだけに心情穏やかではない貴景勝。
立ち会いはいつものような鋭さがなく、栃ノ心に押し込まれ、防戦。
栃ノ心は上手を取って十分な体制になった。
貴景勝は四つに組まれで大苦戦で土俵際に追い込まれた。
栃ノ心はここで腰を落として寄っていけばいいが、貴景勝は栃ノ心が寄ってきたタイミングを見計らって右からの捨て身のすくい投げをうてば栃ノ心たまらず土俵下に落ちた。
貴景勝はなんとか2敗を守った。
◯朝乃山(7・5)-豪栄道(4・8)⚫
絶対に負けられない両者。
出足で勝った豪栄道はすばやくマワシを取るが、朝乃山も得意の左を取る。
これで形勢不利になった豪栄道は下手投げを打つが、朝乃山が残って、右腕を返せば、豪栄道の左が切れる。
これで朝乃山は十分になって、そのまま豪栄道を寄り切った。
豪栄道は今日で負け越しが決定して、33場所守った大関から陥落が決定した。
土俵下で審判長をしていた境川親方も残念は表情で引き上げていった。
豪栄道は来場所は大阪ご当地場所を関脇で迎える。
それまでしっかりケガを治して、稽古して10勝上げて大関復活へ期待する。