夏場所観戦速報(7月)

2018年5月場所で遠藤が新三役(小結)、関脇栃の心が大関とりへ。5月場所を予想。

遠藤

2018年5月13日(日)初日を迎える大相撲5月場所は、両国国技館で開催される。それに先立ち新番付が発表された。遠藤がこれまで何度も阻まれた新三役の小結に昇進した。体重も増えて、足腰にも柔軟性と力強さが備わってきており、三役定着だけでなく大関、さらに横綱を目指して欲しい。

遠藤の横綱土俵入りは、貴乃花と同様に、四股がキレイなので、見ごたえもあるだろうな。
そして、今年に入って急に地力を発揮した関脇栃の心は東に回って、今場所は11勝以上すれば大関昇進となる大事な場所。巡業も精力的にこなしておりケガの心配も今のところないだけに、一発で昇進を決めてくれるところに期待したい。

横綱陣は、白鵬、稀勢の里は出場するだろう。休場明けの心配は白鵬にないが、稀勢の里は休場明けには進退がかかる重要な場所だ。巡業にも同行して稽古はしていたが、今一つ迫力に欠けており、横の動きにもついていけない。立ち合いの腰高も懸念され、初日に負けるようなことになると、前半戦での結果次第では引退となるだろう。それだけに、今この時期、稽古に集中して、邪念を払って精進して欲しい。横綱になってまともに土俵を務めていないだけに、精神力の強さが必要だ。

優勝争いは、先場所優勝の横綱鶴竜を中心に、白鵬と栃の心が追う展開で、再関脇の逸ノ城にも注目したい。後は大関高安だ。高安も2場所連続で12勝しており、14勝1敗、もしくは13勝2敗で優勝すれば、横綱昇進も有り得る。大関豪栄道は、波が激しく安定しないだけに、優勝候補とはいかない。

中堅、若手で注目したいのは、御嶽海、阿炎、豊山、大奄美、魁聖といったとこが活躍すれば上位陣も安泰できない。
ベテランでは安美錦、豪風が再入幕を果たし何とか幕内の残留できる成績を残して土俵を盛り上げて欲しい。
※このページを書いた1週間後に稀勢の里は休場が決定した。

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