美のパワースポット 泉湧寺 楊貴妃観音堂
泉涌寺 (せんにゅうじ)は、京都市東山区泉涌寺山内(やまのうち)町にある真言宗泉涌寺派総本山の寺院。山号は東山(とうざん)または泉山(せんざん)。本尊は釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来の三世仏。
平安時代の草創と伝えられますが、実質的な創立者は鎌倉時代の月輪大師俊芿(がちりんだいししゅんじょう)です。東山三十六峰の南端にあたる月輪山の山麓に広がる寺域内には、鎌倉時代の後堀河天皇、四条天皇、江戸時代の後水尾天皇以下幕末に至る歴代天皇の陵墓があり、皇室の菩提寺として「御寺(みてら)泉涌寺」と呼ばれています。
大門をくぐると左手に、小さな観音堂があります。
美しさをたたえる「楊貴妃観音」と呼ばれる観世音菩薩像は、1225年に俊芿の弟子湛海が仏舎利とともに中国・南宋から請来したものとされます。
楊貴妃といえば、玄宗皇帝に寵愛された絶世の美女として名高い。
この観音像はその美しさから、玄宗皇帝が亡き楊貴妃の冥福を祈って造顕された像との伝承を生みだしました。
100年に一度だけ公開される秘仏でしたが、50年ほど前に扉を開き、毎日拝めるようになりました。
内面も外面も美しくなりたい、という美人祈願にご利益がある仏様として多くの人が拝観に訪れます。
霊験あらたかな美人祈願のお守りは、男女ともに人気ですよ。
なお、舎利殿に安置される木造韋駄天立像と木造伝・月蓋長者(がつがいちょうじゃ)立像も南宋時代の作であり、楊貴妃観音像とともに1997年、重要文化財に指定されています。
東山連峰月輪山山麓に当たる泉涌寺は、古くから皇室の菩提所として、「御寺」と尊称されてきました。境内そのものが仏の教えである、という伽藍説法の場として建立された寺域は、秋の紅葉には一段とその美しい姿を映えさせます。
住所:京都市東山区泉涌寺山内町27
電話:075-561-1551
アクセス
京都市営バス泉涌寺道バス停下車、総門まで徒歩約5分、大門まで徒歩約10分。JR奈良線東福寺駅から総門まで徒歩約15分、大門まで約20分。
拝観:9~16時30分(12月1日~2月末 9~16時)
拝観料:伽藍拝観 500円 特別拝観 300円