熊野三山:湯の峰温泉
湯の峰温泉(ゆのみねおんせん)は、和歌山県田辺市本宮町(旧国紀伊国牟婁郡)にある温泉です。
人生に傷つき絶望した時、中世の人々は熊野三山(本宮・速玉・那智大社)をめざしました。
身分、性別を問わず何かに憑かれたように熊野へ旅立ったのです。その賑わいが「蟻の熊野詣で」という表現からもうかがい知れます。
熊野三千六百峰といわれる山々が海のように紀伊山地の奥深くから、濃い湯煙が上がっている温泉峰「湯の峰温泉」は、平安時代から、熊野詣での際に心身を清める湯垢離の場として知られる神々の湯パワースポットして人気が高い。
温泉名は、湯の花でできた薬師如来の胸から温泉が湧いていたことに由来し、「湯の胸」が転じて「湯の峰」となった。
「旧事本紀」によると、湯の峰は13代成務天皇の代に、大阿刀足尼(おおあとのすくね)が発見し、現在の東光寺に湯屋を建て、熊野本宮の潔斎場としたそうです。温泉場は病を治癒し現世へ再生するか、来世への再生、すなわち往生するか現世と来世の境でもあります。

小さな温泉街の中央に、共同湯「つぼ湯」は、岩風呂の底から沸く湯の色が日に7度変わることから「七色の湯」といわれる。
説教節「小栗半官」の舞台で、死者すらも甦らせる「再生の湯」は熊野神気を甦りの信仰ともいわれている。肌が滑らかになる成分が含まれる他リウマチ性疾患、皮膚病、神経痛に良いとされる。
旅館あづまやは、豊富な温泉が自慢の湯治宿。3本の源泉を持ち、内湯のほか露天風呂や蒸し風呂で楽しめる。
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熊野三山:湯の峰温泉へのアクセス
・住所:和歌山県田辺市本宮町本宮1100
・交通:JR新宮駅より1時間20分(熊野交通・奈良交通)、1時間(明光バス…1日2本)。
南紀白浜空港より1時間24分、JR白浜駅より1時間12分(明光バス…1日2本)。
JR紀伊田辺駅より1時間47分(龍神自動車)
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