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高僧・羅漢像の見方と特徴

高僧・羅漢像の見方

羅漢とは、もともとサンスクリット語で「敵(煩悩)を倒すもの」を意味する言葉、「アルハン」。

当初は釈迦そのものをあらわしましたが、やがて最高位「阿羅漢果」に達した、修業の完成者をあらわすようになりました。

代表的な羅漢が、釈迦の10人の高僧である十大弟子。そのほか日本や中国では釈迦の入滅後、その教えを護り、弥の出現を待って悟りを得る16人の聖者「大阿羅漢」がいるとされ、これが十六羅漢として信仰されました。

また、仏教に深く帰依した聖徳太子、空海、最澄といった開祖や高僧たちの像も作られ、信仰の対象となりました。

高僧・羅漢像の特徴

高僧も羅漢も、如来と同じように、のうえと呼ばれる粗末な布をまとっただけの簡素な姿であらわされました。

しかし、地域や時代の影響を受けることにより、やがて僧衣などを身につけるようになりました。

羅漢は群像として作られることが多く、たとえば十六弟子像は、それぞれのモデルとなった弟子の年齢や性格に合わせ、衣や表情にもバリエーションがつけられました。

また、群像の羅漢としては、16人の聖者(大阿羅漢)をあらわした十六羅漢に、釈迦の内弟子で構成される五百羅漢もつくられました。

高僧・羅漢は個性的で、造形的にも優れた像が目立ちます。